スキルアップ

一級建築士、学科の独学勉強法!受けてよかった!一級建築士直前特別対策講座!

mitaka
mitaka
mitaka

独学で一級建築士の学科試験を勉強している方は、本当に過去問だけでいいのかと不安になりませんか?

ひつじさん
ひつじさん

過去問以外も勉強した方がいいんじゃないか・・・

さるくん
さるくん

過去問は繰り返し勉強してもう覚えてしまった、過去問以外も勉強していきたい!

一級建築士の学科試験を独学で合格する為には、過去問が一番重要です!ですが、合格を勝ち取るために過去問以外も勉強したいですよね。特に過去問を殆ど覚えてしまった方は、ラストスパートに新しい問題に挑戦したいと考えるかと思います。

私もそうでした。本試験では過去問が多く出題されるとはいえ、本当に過去問だけで合格できるのか不安になりました。

問題集の過去問を殆ど間違えずに解けるようになった頃には、もっと違う角度からの問題や解いたことのない問題を勉強したい!できれば予想新問題等も解いて覚えたい!学科試験に合格できる要素は全て試したい!という気持ちでした。

なので、一級建築士学科試験の直前に

総合資格学院の一級建築士直前特別対策講座を受講しました!

同じように日建学院「直前対策講座」、TAC「一級学科直前パック」等もあります!独学で使用している教科書や問題集に合わせて資格学校を選んで通うといいと思います。どの資格学校もそれぞれの特徴がありますが、内容が充実しており基本的な方向性は同じです。

結果的に受講してよかったです!

過去問に付け足したいもの

何度もいいますが一級建築士の学科試験を独学で合格する為には、過去問が一番重要です!ですが、過去問だけでは少し不安な部分があります。

何故なら過去問は問題の出題の仕方が違ったり、類似問題等が出題されて全く同じ問題が出題されるわけでは無いからです。過去問でも間違ってしまう可能性があります。そうすると、合格点に届かなくなる可能性があります。

同じ問題を何度も復習することも大切ですが、違った切り口からの問題にも慣れる必要があります。独学だと新しい切り口の問題に弱くなります。同じ問題集を何度も繰り返し勉強するからです。同じ答えでも質問のされ方が変わると解答できないなんてことになったら勿体ないです。

また、計画等は時事に沿った新問題も出題されやすく、より高い得点を取りたいという方は少しでも出題の可能性のある新問題をこなした方が高得点に繋がります。学習内容が広範囲である為、独学で新問題の予想をするのは不可能です。もし予想新問題もこなしたいなら資格学校という分析のプロの知識を頼るのが一番です。(ですが予想新問題が試験にでてこないことがあります。こればかりは範囲が広域ですから仕方がないかと思います)

より広範囲を網羅したい場合は教科書を勉強するのも一つの手ですが、教科書は内容が多すぎて直前に勉強するには向きません!ですが、各教科書の項目見開き1ページ目の勉強は試験の直前の時期に復習しておいた方がいいです。重要な要素が凝縮されていて、復習にはもってこいです。

合わせて読みたい
一級建築士を半年の独学で合格する方法
一級建築士を半年の独学で合格する方法

試験までの日数が少ない中、内容を凝縮した復習にプラスして新問題の対策にも取り組むのに丁度適していたのが一級建築士直前特別対策講座です。

一級建築士直前特別対策講座の授業内容

授業時間としましては、学科Ⅰ (計画), 3時間、学科Ⅱ(環境・設備)3時間、学科Ⅲ(法規) 3時間、学科Ⅳ(構造),3時間、学科Ⅴ(施工),3時間 でした。

大体1日に午前中3時間一教科と午後3時間一教科の授業時間で直前特別対策講座は約3日で終了します。

授業の内容としましては授業の最初にオリジナル問題冊子と解答冊子を渡されまして

  • オリジナルテストを受ける
  • 先生がテストの内容を詳しく解説する

の繰り返しです。

試験の心構え等も教えてくれますが、特別なことをするというよりは普通の授業です。

ただ、授業の上手い先生に当たったからか授業は分かりやすく、テスト内容以外の部分も派生してよくでる項目も教えてくれたりしました。また、この部分は覚えておいた方がいいというテスト内の重要ポイントも教えてくれるので、授業を受けることでより頭に入りました(学校によるかと思います。法規の先生は普通で淡々と教科書通りに進みました)

私は過去問の勉強を沢山こなしましたが、オリジナルテストの点数はいまいちでした。やはり新しい切り口や新問題には弱いのです。

少しですが授業を受けて独学だけの知識ではない「資格学校の授業を受けて勉強をした」という謎の安心感と最後の追い込みをかけるモチベーションアップができたように思います。(勉強にお金もかけたのだから、意地でも受かる!みたいな)

直前特別対策講座でもらえる冊子

mitaka
mitaka

私は一級建築士の学科試験直前の一週間勉強はほぼこの冊子の内容しか勉強していません。

冊子の前の方のページは殆どテストですが、後半部分はよく出る内容がギュッと凝縮された教科書のようになっています。

よく出る問題を箇条書きにしたような内容(特に設備は箇条書きでした)で復習として覚えるようにしました。

特に勉強してよかったと思ったのは「計画」です。計画は時事的な新問題も多く、問題比率の高い建物名の年代表が載ってあり建物名と時代と特徴を覚えるのに役に立ちました。そして、実際載っていた建物が試験に出てきたため、正答することができました。

また、計画に出そうなリサイクル等の環境関係、デジタルや働き方等の名称等も箇条書きに書かれていました。過去問に少なかった分野ですので覚えれてよかったです。

逆に「設備」は新しい部分はそんなになく前半のテストの復習と最後に箇条書きにされていたよく出る内容の復習といった感じでした。(この辺は過去問によく出ていた内容が多かったように感じます)

直前対策特別講座を受講しない方がいい人

結果的に私は学科試験最後の追い込みに直前対策特別講座の冊子を活用したのと、刺激を受けてメンタル的にやる気を出せたので受講してよかったと思っています。

ですが、もし下記の方は受講しない方がいいです。

  1. 過去問が納得いくまで終わっていない(過去問13年分(理想は15年以上)繰り返しが2周程度)
  2. 模擬試験の復習が終わっていない
  3. 資格学校が遠く通う時間がない
  4. 自分のペースだけで最後までやり切りたい
  5. お金を節約したい

特に上記❶と❷にあてはまる方は直前対策特別講座よりも、過去問や模擬試験の復習に力を入れた方がいいかと思います。

また❸❹❺にあてはまる方は直前対策特別講座の冊子は昨年分等がメルカリやラクマで売られているのを見かけます。テストの内容も解答を確認すれば丁寧に説明も書かれていますので、資格学校に通って授業を受けなくてもほぼ同じ内容を冊子で勉強することが可能です。未使用で販売されているものも多いですし、昨年のものでも冊子の内容は大きく変わってはいないようです。

総合資格学院の直前特別対策講座は各教科3時間従業で3日で約5万円程(場合により割引等有)かかります!

金額的にも悩ましいところですね。

特に働き始めの新社会人等ですとお金に余裕があるわけでは無いと思いますので、無理におススメはしません。

まとめ

mitaka
mitaka

結果的に私は独学で一級建築士試験を合格できました。モチベーションアップと新問題に触れることのできた総合資格学院の直前特別対策講座を受講してよかったと思っています。

ですが、上記項目のように直前特別対策講座をしない方がいい方もいます。特に過去問が納得いくまで終わっていない方、模擬試験の復習ができていない方はそちらを優先した方がいいかと思います。

一級建築士試験は一年間に一回しかありません!もし落ちたら次の年まで辛い勉強を続けることになります!独学で勉強している方も途中で諦めないで合格為の計画をたててください!!

皆さんの努力が実って、一級建築士試験の学科合格を祈っています!!

ご覧いただき、ありがとうございました!!

◆関連記事◆

ABOUT ME
mitaka
mitaka
建築士・内装デザイナー・コーチ
大型商業施設の専門店等を造る為のデザイン・設計・施工のトータルサポートやオフィスの内装設計に合計15年勤務(途中転職等有) その間、出産や子育てをしながら7年ほどコーチングの専門家とメンタルコーチング会社を共同経営。 現在はオフィス設計業務に従事。
記事URLをコピーしました