一級建築士、独学にあたり使用した法令集
こんにちは!管理人のmitakaです。
今回は一級建築を独学で勉強する時に使用した法令集を紹介したいと思います!
因みにmitakaは
- 若くありません!(アラフォー)
- 高学歴ではありません!
- 構造や施工の実務経験はありません!(内装デザインの世界にいたため)
- 時間がありません!(幼児と障害児を育児中)
- 直近務めていたのは別業界(セミナー、コーチング会社経営)
決していい条件ではなかったのですが、資格学校に殆ど通わずに半年の独学で学科試験に合格しました!!
計画:18点 設備:16点 法規:25点 構造:24点 施工:21点
総合点数104点 独学半年で100点の大台を超すことができました!!
一級建築士試験の5教科の内、法規は一番重要!!といっても過言ではありません。いかに法規で高い点数を取るかで合格率が変わってきます!!30点という高い配点に加えて、過去問の出題率が高いからです!そして、答えは全て法令集の中にあり、法令集は持ち込みOK!集中して勉強すれば確実に高得点を狙える科目だからです!
そんな法規の重要アイテム法令集!ご紹介したいと思います!!
使用した法令集
私が使用していたのは「総合資格学院」の法令集です(^^)/
定番?ですよね!大きな書店の建築コーナーにいけばたいてい置いています!私も普通の書店で購入しました(^^)
因みに私は法令集の法令編しか買っていません!告示編を買ったとしてもほとんど使用しないと思ったからです。
(試験中に告示編まで調べるような時間の余裕はないです、告示編のインデックス等を貼る作業の時間を法令の勉強に使った方がいいと思います)
- 法規を深く勉強したい!
- 一級建築士試験に必要なものは全て揃えたい!
- 実際の業務で使用するから必要!
- 時間にもお金にも余裕が十分ある!
上記の方は買ってもいいかと思いますが、私はあくまで一級建築士試験突破のみの目的で購入したので法令編だけにしました。
何故「総合資格学院」の法令集にしたのか?というと特にこだわりがなかったからです!
「総合資格学院」の法令集は多くの受験生に選ばれ続けて年間販売数日本一!の法令集であり、近くの書店ですぐに購入できる手軽さ。多くの受験生が使用していて安心です(外れはありませんよね)
多くの受験生と同じという安心感が欲しい方はこの法令集でいいかと思います。
また、基本的に独学とはいえ確実な合格が欲しかったので総合資格学院が行っている模擬試験と試験直前特別対策講座には行こうかと思っていました。(講座受講に行った時、別の会社の法令集を使用していたら何となく気まずいですよね)
私がこの法令集を使用したのはこの程度の理由です。
法令集は使用しているうちに馴染んできます!!
大手資格会社である「総合資格学院」「日建学院」「TAC」「建築法令研究会」から選べば、どの法令集も見やすさや引きやすさは工夫されています。深く悩み過ぎなくていいと思います。(※使用不可の法令集もあるので、法令集なら何でもいいわけではありません!ご注意ください!)
選んだ法令集が自分にとって一番使いやすい法令集になります!!
どの法令集がいいか迷っているならこの大手資格会社の「総合資格学院」「日建学院」「TAC」「建築法令研究会」から早めに選んで、勉強した方がいいと思います。迷っている時間がもったいない。
ただ、法令集は最新の年度のもの!古くてもせめて前年までのものを使用しましょう!
すでにアンダーラインを引いた馴染の法令集があったとしても、スッパリ新しい法令集に変えましょう!!二年以上前のは法令集の中身も変わっていますし、法規は時事的な新問題や法改正されたところが試験で出題されやすいからです。
法令集を使用する前の下準備
付箋について
法令集だけ購入しても、それだけでは勉強は始められません。
法令集を購入してからの下準備が大変!!
「総合資格学院」の法令集は法令集についているハガキを送れば、インデックスのシールとアンダーラインの見本資料を送ってくれます。他の大手資格会社の法令集も同じでインデックスとアンダーラインの引き方を教えてくれます。
勉強を始める前に法令集のインデックス貼りと色ペンでアンダーラインを引かなくてはなりません。もしインデックス貼りとアンダーラインが面倒でサボってしまうと、法令集を使用するのがすっごく不便になります!大変ですが、頑張って準備をしてください!
法令集には基本的にインデックスシールをビッシリと貼ります。「総合資格学院」の法令集でなくとも、どんな資格学校の法令集でもインデックスだらけになると思います。
インデックスの量が多すぎて逆に調べにくいと思う方もいるかもしれませんが、勉強しながらいらないと感じたインデックスはとっちゃえばいいです。大変ですが、最初は全て貼ったほうがいいです。
私は索引ページの記憶に自信がなかったので全部貼りました。いらないインデックスはなかったです。
上記のようにインデックスがびっしりの状態になります。頑張って貼ってください!!
アンダーラインについて
インデックス貼りが終わったら、あとはひたすらアンダーラインを引いてください
量が多くて大変そう・・・
はい、大変です!インデックス貼りとアンダーラインを引く作業で大体10時間ほどかかります。mitakaは作業が遅いので、なんだかんだ12時間くらいかかりました。
内容を覚えながらアンダーラインを引くのが理想ですが、インデックス貼りとアンダーラインに時間をかけるくらいなら実際の勉強に時間をかけた方がいいです。覚えることを気にせず、ひたすらアンダーラインを引くのみ!
私はアンダーラインを定規を使わず引きました(時間短縮の為)法規を勉強していくと追加のアンダーラインを引くことが多いのでササっと手書きで引きました。
私は雑な性格なので気にならなかったですが、綺麗な線のがテンション上がる↑↑↑や汚いのは嫌だっという几帳面な方は定規で線を引いた方がストレスが無くていいかもしれないです!
アンダーダインを引く意味は、もちろん法規の問題の答えが載っている場所を調べやすくするためです。
ですが試験に持ち込める法令集の記入には制限があります!
下記のみ記入可能です。
- 目次、見出し、関連法令・条文等の指示(インデックス等)※自作もOK!
- アンダーライン(二重線、囲み枠含む)
- ○、△、×の記号
文字の書込みは絶対NGです!
矢印などもやめておきましょう!私は記号も〇以外は使っていませんでした。
本試験では法規の試験直前に試験官による法令集のチェックがあります。
もし試験前に記入違反をして法令集を没収されたら、大変です!その部分を消すなり、破るなりで使用できたとしても試験直前にメンタルがやられてしまいます。気を付けてください!
私はアンダーラインは赤色と青色のフリクションペン以外使っていません。(フリクションペンは間違って線を引いても消せるので使用してました)他の受験生は緑色やマーカー等も使用している人もいます。ですが、私は二色のシンプルな線と〇のみにしました。
肯定=赤、否定=青といった感じで色分けして線を引くことでその文章が肯定しているのか、否定しているのかすぐ判断できるようにしました。また、文章によっては肯定文だけど別の文章によって否定になる(ややこしい)文章には青色で文章の前に〇印をしています。
ページによっては殆どアンダーラインという状態。マーカーで色付けしても分かりやすくていいと思いますが、私は線を間違えた時に消しやすく(重要)一面色だらけになるのは見にくくなる可能性があると思い線だけにしました。
その代わり重要名称や「〇〇又は〇〇」等読み間違いしそうな「又は」の部分に囲み枠を使用したり、よく出る文章を二重線にしたりしてます。
肯定文否定文の色味分けや囲み枠や二重線はどういう時に使用するかなど、自分ルールを作ってみてください。
↑↑ほとんど一面アンダーラインを引いています。
法令集は自分ルールに従ってアンダーラインを引き、答えを探しやすくする!
けど、最初だと自分ルールを設定し辛いですよね、、、
まずは見本資料通りに引くだけです!
肯定=赤、否定=青は定番ですが、例えば見本資料がオレンジ色でアンダーラインを書いていて、同じ色が引きやすいならオレンジ色で引く等。ハッキリとした色味なら自分の持っているペンの色でいいと思います。ただし、途中で色味を変更するのはやめてください。実際に法令集を使用する際に混乱します。
あと、肯定のアンダーラインと否定のアンダーラインの色味は近似色はやめましょう(赤とオレンジとか)パッと見ですぐに判断できる方が理解しやすいです。
とにかくアンダーラインの量が多いので心折れずに引き続けてください!がんばってくださいね!!
法令集についてのまとめ
法令集の下準備はたいへんですが、是非使用しやすい法令集を作成して試験勉強に挑んでくださいね。
法令集は
- 試験で禁止されている書込みをしない
- シンプルに
- 自分の決めたルールに従う(途中で色や引き方等を変更しない)
- 分かりやすさ重視
最初に法令集の準備をきちんとしておくことで、使用すればするほど法令集を使いこなしていくことができます。
法規は5科目の中でも特に重要です!がんばってください!
ご覧いただき、ありがとうございました!!